2回生
磯貝拓海 takumi isogai | |
右シェーク裏裏 |
磯貝拓海がこの世に生を受けて十九年。様々な偉業を残し人々の語り種となっている ところだが、まだまだ彼を知らぬ者も多いであろう。本書は筆者の主観から彼を語るもの であり、読者諸君には磯貝拓海という人物について理解を深めてもらいたい。基本情報とし ては、工学部電気電子工学科。岐阜県岐阜高校出身。趣味は筆者の存ずるところではない。 前書きで仰々しく述べてはみたものの、磯貝と筆者が出会ってから未だわずか半年程度で ある。とはいえ、彼とはなにかと縁があるようで、遠征などで二回ほど他の部員と部屋を共有 して眠ることがあり、二回とも筆者と磯貝は同じ部屋であった。不甲斐ないことに、縁があっ たにも関わらず筆者はあまり磯貝と会話をした記憶がない。よってこれから述べることは筆者 の主観なのである。筆者の鋭い洞察力によると磯貝は他の部員と違いはしゃぎまわるような性 格ではないようである。とはいえ、物静かで慎み深い性格というわけではないようで、部屋では イヤーホンもつけずに大音量でラップバトルの動画を再生する姿は、昂然たる様であった。乗る バスが同じで、挨拶を交わしたこともある。特に会話がなくても居心地の悪さを感じないのは、 彼の温厚な雰囲気のためであろうか。磯貝の印象としては、よく喋るやつではないが、取っつき にくいわけでもない。筆者の同期の中では常識を持ち合わせている方である。先日開かれた飲み 会では、磯貝が先輩(男)にひざ枕をされる姿が確認された。かわいい一面もあるのだと感じた。 ところが後々思い返せば先輩に膝枕をさせ、頭を撫でさせるのはなかなか肝の座った行動ではないか 。実はヤバイ奴であるかもしれないと評価を改めざるを得ない。我が部にまともな人間はあと何人残 っているだろうか。 |
岐阜 | |
工学部電電 | |
副務 |
井上晴貴 haruki inoue | |
右シェーク裏裏 |
井上晴貴 は、奈良を代表する卓球選手であり、我が部のエースであり、卓球部を 代表する変人である。超名門東大寺学園出身でありながら高校時代は弱小県奈良で圧 倒的な力を見せつけ優勝しインターハイや全日本ジュニアに出場するなど超文武両道 であった。正統派シェーク裏裏の彼は早い段階でチキータをして相手を崩すと次の瞬 間目にも止まらぬ程の速さでフォア側へ抜き去ってくる。わかっていても取れない。 調子の良いときの彼は誰も手がつけられなくなる。部内ランクは常に1位であるがt田 先輩やt氏やy留氏に負けたりするなど異質は苦手なようである。そんな彼は主将が選ぶ部 内変人ランキングも堂々の1位である。見た目も行動も大抵上裸であること以外は一見普通に 見えるのだが、彼は心の中で思ってることをいろいろ漏らしてしまう病(正直でいいことですね) なので、普通の人が恥ずかしいと思うようなことも喋ってしまう。また彼は今思春期であり、試合 後に女子の先輩とタッチしたときはガッツポーズして喜んでいたり、部員全員で円陣を組むときは 「俺にはまだ早い!」といって女子の隣になるのを遠慮したりしていた。 彼は東大寺学園出身であることも影響してかアニメや漫画が好きである。特に好きなのは五等分の 花嫁らしい。ちょっとHな設定の作品が好きなようだ。 彼は団体戦の時は試合だけでなくベンチでも活躍している。彼自身は応援を真面目にやって いるのだろうが何故か全てふざけてるように聞こえてしまう。誰かがラッキーな得点を挙げると 「デカァい、デカァい!」と言って喜ぶのは代表的である。 普段も、どこか余裕を感じる雰囲気と発言がなんか面白い。 卓球に対する姿勢は部内でも随一で、常に先を見据えた練習をしているのでこれからの活躍が 楽しみな選手である。間違いなくチームを引っ張ってくれる存在となるだろう。 |
東大寺学園 | |
工学部地球 | |
清掃 |
太田 裕 yutaka ota | |
右シェーク裏裏 |
筆者が太田に初めてあったとき、体がでかくて上級生かと思ったら同級生でびっくりした。練習 場に行ったとき、体が他の部員よりでかい人がいれば、そいつが太田である。栃木県出身なのだが、 自分で栃木は何もないところだといっているので、同じ一回生の松井に 餃子顔 といじられてしま っている。もし来年以降栃木出身の人や栃木マニアが入部したときは部員たちに栃木県の良さを教えてほしい。 また、すべての恋バナから排除されている 太田の卓球の特徴として、その大きな体から飛んでくる初見殺し一撃必殺のバックハンド ですべてのボールをシバキにいき、相手の心を折ってしまう。彼の試合を見ていると、一点目から バックをフルスイングして狙いにいき、相手がびっくりしている様子が面白い。相手がバックを嫌 がってフォアに送ってくるが、そのボールもフルスイングして決めてしまうので、相手はお手上げである。 しかし、団体戦に出始めた頃は負けてしまうときもあって、そのときは棒立ちでブロックし続けて打たれて 負けていた。七大戦あたりからそれも少なくなり、各上にも格下にも負けなくなってきて、すごく頼もしくなった 。これからも太田には京大卓球部の最終兵器として頑張ってもらいたい。 そんな太田は、実は卓球経歴がすごく、京大卓球部の中で一番といっていいほどのすごい実績を持っ ているのだ。太田は小学生の全国大会(ホカバ)でベスト一六に入っている。そのときのダイジェスト動画が YouTube上にあがっているが、そのコメント欄が大田に対する賞賛コメントであふれているので是非見てほしい。 また、勝ったことのある選手も激つよで、吉山僚一や三木隼に勝ったこともあるような選手である。今後、大 きな大会でこれらの選手のようなとんでもなく強い人に勝ってしまう姿が見られることを期待したい。 卓球部以外にもポーカーサークルや将棋部にはいっており、相手の考えを読んだり先を読むのがうまい かはわからないが、太田ファンになったらそれらの部活に入ることをおすすめする。 最後に、太田はとにかく卓球が強いやつを見るとわくわくして試合をしたがるので、これを見て太田と 試合をしたくなった人は是非京大卓球部に来て試合をしてみてほしい。 |
文星芸大附 | |
工学部理工 | |
シス管 |
郭 大都 daito kaku | |
右シェーク裏裏 |
彼の名前は郭大都(かくだいと)。工学部電気電子工学科に在籍している。出身は東大寺学園。 中等部から東大寺に通った生粋の東大寺ボーイであり、時折「中学から男子校やから女子との接 し方がわからん!」と嘆いている。女子と話すときは、事前に考えられる会話のパターンを予想し ておく必要があるらしい。大丈夫、一緒にがんばろうな!さて、もうすこし彼のパーソナルな話を したいのだが、筆者が彼と一緒に過ごす中で発見したのは、彼が大の甘いもの好きということだ。バ イキングで食事をしたとき、彼の皿にはこれでもかというほどの大量のスイーツが盛られていた。 そして、スイーツが控えめに盛られた筆者の皿を見て、「それは甘えだよ。」と言ってきた。いっ たい何に対する甘えなのか。なかでもジュースが大好物らしく、「ジュースが喉を流れる感覚を常 に感じていたい」とちょっと心配なことも言っていた。筆者が「ジュースの入るタンクを背負って 、常に口に流す」というアイデアを提供したのだが、「それなら、脳に直接ジュースを飲んでいる感 覚を送り込む装置を作ればいい」と返された。さすが工学部は考えることが違う。また、話しやすい、 というのも筆者が彼に持つ印象である。大変ユーモアのある人柄で、卓球の話はもちろん、それ以外に も多種多様な話題で話してくれるので、誰でもすぐに仲良くなれるのではないだろうか。 そろそろ彼の卓球の話をしよう。戦型は右シェークのドライブマン。入部当初はスピードのあるバック ハンドでの攻撃を生かした戦い方をしていたが、最近はフォアドライブの練習を重ね、現在ではその破壊力 抜群のフォアも大きな武器といえるだろう。今後、より精度が上がれば、両ハンドともに強いパーフェクト ドライブマンの完成である。そして、彼は誰もが恐れおののく必殺技を持っている。バックスマッシュであ る。多くの人が回り込むようなバック側に浮いたチャンスボールをあえてバックでスマッシュするのだが、 その際上半身を大きくひねって横回転を加えるのである。これが本当に取れない。本人曰く、未だかつてこ の球を返した者はいないらしい。挑戦者求ム。 大好きな甘味をエネルギー源として、今後も進化を続けていくであろう彼から目を離せない。 |
東大寺学園 | |
工学部電電 | |
会計 |
加藤歩美 ayumi katou | |
右シェーク裏粒 |
彼女の名前は加藤歩美。農学部の応用生命科学科。帽子がトレードマークで、ニ時間もの道のり をかけて西宮から通っている。卓球は、バック面の粒で相手を翻弄してフォアで仕留めていくタイ プで、高校始めだということを知らなければ中学校から続けていたと思うほど上手い。勉強面では夏休み に香港に中国語を勉強しに行っていたので、中国語がかなりできると思う。また、農学部は数学を取らなくて もいいらしいのだが、彼女は前期から線形代数をとっていて、後期でも数学好きやからとると言って いたので、数学をとりたくない筆者は尊敬している。筆者の経験則上卓球部には変人が多いのだが、彼 女もそのうちの一人であり、彼女自身もそれを認めている。そんな彼女にはいくつか面白いエピソードがある。 一つ目はアディダス。これは先輩から聞いた話だが、部活に行く途中で先輩に出会ったときに、「アディ ダス!」と言ったのだ(アディオスと言おうとして)。部活に行く途中だからアディオス(さようなら)じゃな くてオラ(こんにちは)だし、アディダスだし、まずなんでスペイン語?とツッコミどころ満載だが、こ れはまだ序の口。次はアフロ。七大戦のコスプレでアフロのカツラをつけた彼女は、七大戦の二日後に行わ れた秋リーグの入れ替え戦の応援にアフロのカツラを持ってきていて、「アフロかぶろっかな?、でもふざ けてると思われるよな?」と真剣にアフロをかぶるか検討していた。なんか他の一回生の子にアフロをリク エストされたかららしい。三つ目はアビー。彼女が先輩になんて呼ばれたい?と聞かれた時にアビーと答えた らしい。これまでに呼ばれていたあだ名とかではないのに。ちなみに筆者がアビーと呼ぶと、やっぱ恥ずかしい と言ってアビーは却下された。他にも面白いエピソードがたくさんあるけれど思い出せないのでこのくらい にしときます。これからも面白いエピソードを次々と生み出す彼女を見れることを楽しみにしている。 |
市立西宮 | |
農学部 | |
外務 |
伊藤琥太郎 kotarou itou | |
右シェーク裏裏 |
彼は札幌〇高校シリーズの西のほうからやってきた、背の高い男の子である。筆者はこれを書くに当たっ て確認するまで「琥」を「虎」と間違えて覚えていたので申し訳なく思っている。普段からフレームの大 きな丸メガネをかけており、最初期のころ、たまにコンタクトをつけてきたときには、誰かわからなかった と部員に言われていた。よくかわいいマスクをつけていたりいなかったりというのもあり、高い風貌のカス タマイズ性を持ち合わせている。 彼は文学部ということもあり、本を読んでいる姿が散見され(スマホを見ていると思ったら大体みんはやor電子 書籍)、その言葉の端々にセンスの片鱗をちらつかせており、その様子が丸メガネと共に彼の持つ真面目で知的な 印象にブーストをかけている。入部後最初の大会で寝坊し遅刻したということもあったが、あれは嘘だったのでは ないかと思えるほどに。そんな彼だが、七大戦で東京に行った際にコンカフェに多大な興味を寄せており、かなり 下調べをしていたという意外な一面を見せた。結局、時間の都合上、コンカフェに行くことは叶わなかった ようだが、またの機会に楽しんできてほしい。彼は変わった趣味をまだまだ隠し持っているように思えるので、 そのような新たな一面が捲れていくのが楽しみである。 彼の卓球面について触れると、戦型は典型的なものであるが安定感のある両ハンドと台上から攻めていく姿 勢が特徴であるように思う。彼は卓球に関して、クールな容貌の下に隠れているが中々の熱意を持っており、七 大戦で自由に交流戦をできる時間があった際、積極的に他大の選手に試合を申し込み、負けてもめげずに経 験を積みに向かっていたのが印象的である。また、普段の練習もまじめに行い、高頻度で自主練習もしている。 部内戦にはまだ成果は出ていないようだが、今後めきめきとランクを上げていくだろう。 余談だが彼は後輩にミステリアスキャラで通したいらしいので、彼の魅力を我々部員一同で後輩に伝えていかな ければならないと感じている。 |
札幌西 | |
文学部 | |
球朋 |
金谷拓真 takuma kanaya | |
左シェーク裏 表かアンチ |
彼の名前は金谷拓真。嵯峨野高校出身で工業化学科(理工化学科)に所属しており、みんなから はかなやんと呼ばれている。 彼の特徴はやはり、左手でかつバックにアンチラバーを使っていることだ。顔合わせの自己紹介 ではバック粒だったが、大学に入ってからアンチラバーを使っている。試合ではバック面を多用して相 手を翻弄し、浮いた球はフォアの強烈な一撃で決めてくる。また普段からよくサーブ練をしており、最 近は新たに王子サーブを習得しつつある。その特殊な戦型はこれからますます洗練されていき、いずれ 誰にも止められなくなるだろう。 そんな彼は卓球の用具にとても詳しく、卓球のラケットをなんと十本以上も持っているそうだ。卓球の 用具のことで知りたいことがあれば、彼に聞けば何でも教えてくれるだろう。筆者も、バックに何を使 えばいいか悩んでいたときにおすすめを教えてもらったり、ラケット研修会で習ったというグリップの 適性検査をやってくれたりした。 卓球以外の特徴として、彼は辛いものが苦手だそうだ。中華料理店で麻婆豆腐を注文したときには一口 食べただけで汗をかくほどですぐにギブアップしてしまった。また、彼は阪神ファンであり野球につい ても知っているので野球好きの人はきっと話が合うだろう。彼はとても気さくで話しやすいので、ぜひ 卓球の用具や阪神について彼に話しかけて見てほしいと思う。 |
嵯峨野 | |
工学部理工 | |
卓球屋 |
櫻井 梨絵 rie sakurai | |
右ペン裏粒 |
ペン粒を使いこなし、どこに打ってもブロックで返ってくる。鋭いプッシュのコースは的確で 、体の反応が追いつかない。粒ラリーにも強く、七大戦では同じ戦型のペン粒に対して勝利した。 こんこんと続くナックルのラリーを丁寧に制し、粘り強さを見せつけた。大学から再び卓球を始 めたが、ブランクを感じさせないプレーである。最近は裏面を振る練習もはじめ、攻撃も徐々に 磨いている。無敵のブロックと不意を突く攻撃が合わされば、彼女の活躍の場はもっと広がるだろ う。そんな日が来ることを筆者はとても楽しみにしている。高校では競技かるた部に所属していて、 好きな歌は「いにしえの 奈良の都の八重桜 けふ九重に 匂いぬるかな」だそう。いつか京都で一緒に 百人一首めぐりをしてみたいものである。休憩中や部活前は日向ぼっこしている猫のようで周りを ほんわかさせている。ちょっと縁側に座らせたいと筆者は思っている。博多弁とも相まって優しさ がにじみ出ており、彼女の周りは笑顔が絶えない。常識人と自称しているが、「O先輩(女子)に白い 目で見られたい」という発言もしており、茶目っ気も人一倍ある。また、七大戦では新幹線での晩ご 飯を食パン一枚で済ませるという無茶ぶりで、薬学部というプライドにかけても、どうか健康には気を 付けてほしい。ペン粒が普段使わない裏面を使うため、ターム外に多球の球出しの練習に来るなどとて も練習熱心であり、休憩中もサーブや攻撃の練習に取り組んでいる。そんな彼女の強みは、分析力だと思 う。団体戦では試合間のアドバイスを受けるだけでなく、しっかり自己分析して次にどんな展開にするか考 えることができるのだ。そのおかげで、彼女の試合は取られても取り返す試合が多い印象である。ま た、アドバイスをするときも具体的に言葉が淀みなくあふれてくる。冷静に試合を見る姿勢を筆者はと ても見習いたいと思う。これからの彼女の成長に大いに期待してペンを置きたい。 |
筑紫丘 | |
薬学部 | |
球朋 |
菅浪陸 riku suganami | |
右シェーク裏裏 |
彼は大阪府の関西大倉高校からやってきた菅浪陸という若者である。彼は1回生の中でも (筆者とは当然比べ物にならないほど)驚異的に高いコミュニケーション能力を持っており、 初対面の人ともすぐに打ち解け、その親しみやすさが多くの人に認められている。その能力を活かし、 ヒッチハイクで旅をしたり、繁華街の客引きの人とも自然に話しかつ上手にいなしていたりしている。 彼は将棋、カフェ巡りを趣味としており、特技は足が速いことである。卓球部に所属している だけでなく、将棋部やバレーサークル、鬼ごっこ部にも所属しており、多才な一面を持つことが うかがえる。 小学五年生から卓球を始めた彼は三球目攻撃をはじめとした各技術の安定感が抜群な実力者 であり、夏に行われた部内戦ではその実力を遺憾なく発揮し、大きく順位を上げている。今後 の彼の成長には要注目だ。 |
関西大倉 | |
人健 | |
コンパ |
田中翔大 shouta tanaka | |
右シェーク裏裏 |
彼の名前は田中翔大。あだ名はたなしょー。京都府出身で薬学部在籍。戦型は右シェーク裏裏 の速攻型。小学生の頃から卓球をしていて、近畿大会出場の経験もある。一回生であるにもか かわらず、早々にレギュラーの一員となり、いつ彼がスタメンになるのかと期待の気持ちでい っぱいである。 彼は一言でゆうといいやつである。 先輩にも好かれているモテモテの好青年だ。 彼は実家暮らしで、通学時間は割とかかるはずなのだが、自主練に積極的に参加している 真面目な人物である。たまにちょっとどじなとこも可愛らしい。また、自主練や練習終わり にご飯に誘うと用事がないときは必ずOKしてくれる新歓係にふさわしい気さくで優しい心の持 ち主である。 その優しい心を持つ反面、卓球の試合になると鬼と化す。試合中では、つっつきは刺してく るわ3球目は徹底してくるわで手のつけどころがない。サーブはナックルや下回転をバックに出 す典型だが、ハーフロングが多くストップしづらいのでつっつくと3球目を強くいかれてしまう。 彼は周りと比べるとあまり身長は高くない方だが、その身長をアドバンテージに変えて、カウン ターやブロックにうまく利用している。ただ後ろに下がるとミスが増えるのでそれを狙う人も 少なくなくはない。あと、最近ラケットとラバーを変えたらしく重すぎてあまり本調子では ないのらしいので慣れたらさらに強くなるだろう。 卓球と関係ないところでは、私のイメージではスマブラである。彼の得意キャラはルカリオ とアイクでまあ王道である。彼のスマブラはいい意味でひどい笑。先ほどもゆったように彼は 卓球では鬼のように強いが、スマブラではなぜか優しさを出してしまうのか場を笑わせようと しているのかいつも自滅してしまう。1on1でさえも場外に少しでも飛ばされると場に戻れない ときが多々あるし操作ミスによって自分から落下することも多々ある。こちら側としてもスマ ッシュを決め切れることなく終わってしまい呆気なくなんとも気持ちよくならない戦いとなっ てしまうことがある。スマブラをやり始める方は彼とやってみてもいいだろう。 |
桃山 | |
薬学部 | |
新歓 |
須 裕里加 yurika takasu | |
右シェーク裏裏 |
彼女の名前は高須裕里加。工学部工業化学科。姫路西高校出身。戦型は右シェーク裏 裏。某B小原先輩と瓜二つの彼女は、入部当初はしばしばB小原先輩と間違えられてい た。特に同じ髪型をしているときの二人の後ろ姿はそっくりであり、間違えて話しか けそうになる人が何人かいた。(かくいう筆者もそのうちの一人である)。筆者が彼女 にはじめて出会った時の第一印象は、「大人しくて真面目そう」というものであっ たが、入部してある程度慣れてきた頃には先輩たちに少し悪ふざけをするなど、意外 と茶目っ気のある性格をしている。また、主にY菜先輩にアイスをたかるなど、甘え上 手な一面も見せている。「ご趣味は?」と聞いたところ、「卓球。」と返ってくるほ ど、卓球に一途な様子。「腰が痛い」と言いながらも黙々とサーブ練をしていた日 もあり、そのストイックさに驚いた。また、部活・学業・バイトの三つの両立を卒な くこなす要領の良さも持ち合わせている。 そんな彼女は誰もが認める二回生女子のエース。入部してすぐの部内戦では、男子相 手にも勝利を収めるなどして、卓球部女子の期待の新人として注目を集めてきた。 また、全国公や秋のリーグ戦では、一回生でありながら団体戦でも堂々たる戦いぶり で、チームの勝利に貢献した。本人は「緊張する」と言っていた試合もあったが、冷 静な試合運びで着実に勝利を掴んでいた。最近はM先輩の女子エースの座を虎視眈々 と狙っている。右シェーク裏裏のドライブマンである彼女の武器はなんといってもサーブ である。多彩なサーブの種類、コースの位置取りや回転量などには目を見張るものがあ る。大会でもサービスエースを獲っていける彼女の背中は非常に頼もしい。ドライブの フォームが綺麗で、安定して攻撃を入れられるのも彼女の強みである。確かな実力を持ち ながらも、現状に甘んじることなく、さらなる高みを目指して自主練を重ねる。そんな 努力家な彼女の今後の一層の活躍に期待している。 |
姫路西 | |
工学部理工 | |
新歓 |
寺崎穂高 hotaka terasaki | |
右シェーク裏裏頑張り型 |
彼の名は寺崎穂高。宮城県仙台第二高等学校出身。右シェーク裏裏ドライブ主戦型。 経済学部在籍。 筆者にとっての彼の第一印象は真面目な好青年であった。今でもそのイメージはほと んど変わっていないが、彼の面白い一面も出た真面目エピソードを二つ紹介しようと思 う。一つ目は、土下座である。彼は秋リーグのとある日の部旗を運ぶ役割であったのだ が忘れてしまったのである。誰もそのことには気づいていなかったのだが、彼は帰りに駅 のホームで監督を見つけると一目散に土下座をしに向かったのである。そんな彼の姿にそ の場にいた多くの部員は笑顔になっていた。二つ目は、罰走である。秋リーグで部旗を忘 れたことを猛省した彼は、罰走が必要であると考えフルマラソンに出ると言ったのである 。このことは同期の中ですぐに広まり、彼は罰走キャラを獲得しかけていた。なお、要項を 見たところ、出場料が思いの外高かったためフルマラソンの出場は見送ったようである。ま た、彼はただ真面目なだけではなく、柔軟な発想力も持ち合わせている。先日の七大戦のダブ ルスでは周りがアニメのコスプレ等をしている中、パートナーのR氏とともに「限界受験生 とそのおかん」という個性的なコスプレを披露したのである。そんな彼であるが、前期の専 門科目の一つで試験時間を間違えたために受験できず、単位を落としてしまうという少し抜 けているところもある。このようなところも含めて、彼は部員の誰からも愛される存在とな っている。 彼の卓球についてであるが、彼はオールフォアで攻めていく王道のスタイルである。 彼のフットワークは素晴らしく、前後左右に動き回りラリーで点を取っていくのが特徴的 である。また、彼の卓球のスタイルを考えるとかなりの運動量であり、人一倍疲れている はずなのだが、常に楽しそうに(時々苦しそうに)卓球をしているのが伝わってくるのが印象的である。真面 目さ、柔軟さ、そして卓球を楽しむ気持ちを忘れない彼が今後さらに力を伸ばしていき、 活躍することを期待している。 |
仙台第二 | |
経済学部 | |
主務 |
原大智 daichi hara | |
右シェーク裏表 |
彼の名は原大智。名古屋からやってきた農学部人間。下宿先では農学部らしく作物を 育て、移動の電車の中では本を読み、前期のテストでは80点を切ることのない真面 目人間だと一見思われる。が、その正体は卓球部トップクラスの化け物である。主将 (K山先輩)の選ぶ変人ランキング堂々の最上層。そんな彼の特徴を紹介していく。 まず自称陰キャであることが挙げられる。彼の持つニンテンドースイッチにはマルチ プレイのソフトがほとんどない。卓球部に入るまではスマブラは一人で遊ぶものだと 思っていたらしい。いつも一人でコンピュータ相手に練習している。それについこの 前までジョイコンの外し方もわからなかったなんとも悲しい生き物である。さらに女子 が苦手という性質も持つ。それもそのはず、彼は高校で女子に数々のトラウマを植え付 けてられているのだ。クラスの合唱では女子に歌わなくていいといわれたりする(確 かに彼の持ち歌、とっとこハム太郎は一級品で周りの人間を爆笑の渦に巻き込むが)な ど彼は口を開けばトラウマ遍歴ばかり話す。そんなわけで女子に対してノンデリ発言を かますことがあるがどうか許してあげてほしい。(聞いたところによるとそんなノンデリ 発言を聞いて喜ぶ奇異な人間もいるようではあるが)ここまで聞くと無口でおとなしい 人間のように思われるが彼が化け物たる所以は生粋のハジケリストであるということだ。 彼は笑いのセンスがとても高い。そして原大智には羞恥心がみじんもない。そのため 面白いところに飛びついてネタに全振りするのだ。普段の姿とのギャップも相まって 完全にやばい奴 となる。それがみんな大好き原君の本性である。 そんな彼にも最悪な弱点がある。あまりにあまりに寝相が悪いのである。夏の合 宿では同回生のT中君の布団を奪い、T中君は椅子で寝る羽目となってしまった。 (原はそれに気づくと反省して朝まで体操座りをして反省していた。)それにもかかわ らず次の日もK谷君の布団に侵略していた。 肝心の卓球に関していうと彼はこの学年唯一の表ソフトの使い手であり高い身長から 繰り出される両ハンドは威力抜群であり、入りだしたら格上だろうが止めることは 困難である。大会でも角シードの格上に対して善戦するなど良い戦いっぷりを見せて いる。今後の活躍に期待である。 |
明和 | |
農学部 | |
球朋 |
松井智毅 tomoki matsui | |
右シェーク裏裏 |
彼の名前は松井智毅。フェアリータイプ、性格いじっぱり、特性かたやぶり、 もちものはゴツゴツメットの厨ポケである。北野高校出身であり、現在は工学部 地球工学科に在籍している。戦型は右シェーク裏裏のドライブマンで鋭いサーブ、 レシーブを得意としている。 彼は一回生にして不動のレギュラーとしての地位を築き上げていて、団体戦ではシ ングルス、ダブルスともに出場して京大の勝利に大きく貢献している。特に現主将 のK山さんとのダブルスはカップルかと突っ込みたくなるほど息ぴったりで、なん と全国国公立大学卓球大会では三位に入賞したのだ。またシングルスでもリーグ戦、 七大戦ともに敢闘賞を獲得するなど目覚ましい活躍ぶりである。 しかし、これだけの実績を上げながらそれに負けないくらいの強い個性を持ってい ることも、彼の魅力といえるだろう。例えば、彼は自称西の河野玄斗と豪語している。 どこが河野玄斗なのかは凡人には全くわからないが、それほど自分に自信があるのはうら やましいことである。また彼は一回生が緊張して上回生とのコミュニケーションにためら っていた時期でも先輩、同級生関係なく接してシャバいことには遠慮なくシャバいと言って しまうほどコミュニケーション能力にたけているのだ。(シャバいの意味は不明)。実際筆者 は今書かれているこの文章が、彼の目に留まって「シャバい」と文句を言われないか気が気で ない。そんな彼のコミュニケーション能力が光るのはコンパの時である。一回生の中には筆者を 含め、O田やI上、T中など陰の者が多いため、彼が積極的にOBや上回生と絡んでくれるのはあり がたいことだ。アルコールが入って暴走することを除けばの話ではあるが。また一回生の間では 定期的にスマブラ大会が開かれるのだが、彼はそこに突如現れ初心者とは思えない動きで盛り上 げてくれるのだ。 私見だが、彼は一見頭がおかしいようでも一回生のレギュラーで最も良識がある(?)そ んな彼が部活を積極的に盛り上げて、なおかつ陰キャにも優しくしてくれることを期待し たい。以上を松井智毅の紹介とする。 |
北野 | |
工学部地球 | |
球朋 |
松村倫忠 tomotada matsumura | |
松村倫忠 |
ともただはスイーツ界の陳建一だ。ともただはスイーツを作って大会の日に持ってきて くれるが、とてもおいしい。ともただはとても背が高い。ともただは最近しゃがみ込みサ ーブを練習しているのだが、床に膝を擦りすぎて膝の皮を剥いた。ともただはからおけが すきだ。体感でいうと毎日どこかのカラオケに出没している。ともただは阪神が好きだ。 巨人ファン、待ってます。ともただは筋肉だ。いい体をしている。ともただは青い。青い 服以外着ているのを覚えていない。要するにともただは背の高いダゲキである。ともただ はしごとができる。一回生で1番仕事ができる。ともただは声が通る。合唱部にはいっている からだ。ともただは家に行けばご飯を作ってくれる。住所とマイナンバーを貼っておくので ぜひ行ってみてね。 |
洛星 | |
文学部 | |
新歓 |
山本尚輝 naoki yamamoto | |
埼玉の進学校、「浦和高校」を背負って京都大学卓球部で卓球をしている青年こ そ山本尚輝だ。彼の母校では頻繁に高校Tシャツを作る文化があり、年5枚ぐらい のペースで浦高Tシャツが増加していったらしい。(彼曰く、これでも買った枚数は 少ないほうではないか、とのこと。驚愕。)そのため、たいていは浦高Tシャツを 着て卓球をしているのだ。 さて、服装についてはこれぐらいにして、彼の卓球について述べていこう。彼は純 粋な裏裏ドライブマン。と、知り合った頃の筆者は思っていた。ところが、なんと彼 は大学に入ってからバック面を裏ラバーにしたらしく、高校では表ラバーだったの だ。裏ラバーに変えた理由を彼に尋ねたところ、「緊張しがちで試合になると表で 攻める時のミスが増えるから」が4割で「なんとなく楽しそうだから気分転換」が 6割だそうだ。意外にも気分の割合が高い。来年ぐらいには気分で粒高になってた りしないだろうか。 彼の持ち味はずっしりとしたフォアドライブだろう。バック表の特徴なのかもしれ ないが(Hら)、フォアドライブが洗練されており、万全の体勢で振りぬかれると カットマンである筆者も反応できずにボールの行方を黙って見守ることしかでき ない。そうと思えば安定した繋ぎのループドライブ。まったく、頭を抱えてしま う。「カットマンの僕が先にミスしてどうするんだよ…」 彼は常に落ち着いているように見え、それは卓球以外の面でも言える。そのため か、入部した当初はそこまで目立っておらず(というか数名が目立ちすぎていた)、 あまり卓球以外のキャラを掴めていなかった。しかし、遠征などを繰り返すうち に筆者は彼の様々な特徴を掴むことに成功した。その一つを紹介しようと思う。彼 はスマブラを愛し、その腕もなかなかなものなのである。(K山大先輩には遠く 及ばないらしいが。)遠征ではスマブラを持参する部員が一定数存在し、その際の スマブラ部屋(名詞;複数名が集い、ともに大乱闘スマッシュブラザーズを楽しむ部 屋;今は205号室が…だ。)には高確率で彼がいるだろう。スマブラ部屋がどの部屋 なのか尋ねてくる彼の眼は輝いている。ちなみに彼が操るプリンは可愛い見た目 とは裏腹に戦闘力がすさまじく、53万を優に超えるのではないかという噂も聞い たことがある。なめてかかるとスマブラ部屋から生きて帰ってくることはできない だろう。 そんな彼であるが、個人的には非常に練習に誘いやすい良き部活仲間である。今後も筆 者との練習を快く引き受けていただきたい。よろしく。 浦和ボーイの強烈なフォアハンドと大学始めの裏ラバーバックハンドの成長から目が離 せない。 | |
浦和 | |
理学部 | |
外務 |
信國可成 yoshinari nobukuni | |
右シェーク裏裏 |
彼の名前は信國可成。この字を見てなんていう名前かわかるだろう か?名前が読めなくて困ってしまっても大丈夫だ。筆者もわからなか ったし、この文章を書く際に下の名前を初めて知ったのだから。(お恥 ずかし)彼の名前はひらがなで書くと“のぶくによしなり”だそうだ。部内 ではノブクニと呼ばれて親しまれているため下の名前を呼ぶ機会はほとん どないと思うのでご安心を! さて、こんなどうでもいい話は置いておいて早速彼の紹介をしていこう。 彼は姫路西高校出身で戦型は右シェーク裏裏のドライブマンだ。安定感抜群 で狙いすました強烈なドライブで得点を奪っていく。そんな彼は夏休みの部内 戦では惜しくも団体メンバー入りを逃したが、その実力は部内でかなり上位 に位置している。彼は謙虚かつ練習熱心で自主練にも積極的に参加している。 (筆者もそのストイックさを見習いたい)また、部活の初期から一年生のまと め役な頼もしい存在であり、その信頼は部内ではとても厚い。(筆者は部内で彼 と同じ役職についているが彼がいるという安心感が半端ではない)そんな部活に おいては部員を引っ張ってくれる頼もしく、非の打ち所がない彼だが、私生活で は異なる面も見ることができる。例えば、彼はNintendo Switchを持つ数少な い部員であり、遠征の際には必ず持ってきて部屋で部員とゲームに勤しんでいる。 彼のスマブラの実力は部内でも有数で、スマホが人生初めてのゲーム機である筆 者には到底太刀打ちできるものではない。(スマブラの腕に自信のある皆も彼に 勝負を挑むといいだろう。きっとすぐに仲良くなれるはずだ。)また、彼は自宅 に友人を泊めて早朝までゲームをすることが多々あるらしい。ゲームにも一生懸 命なため、次の日の自動車学校の授業を寝坊してドタキャンしたこともある ほどだ。(しっかり者のイメージが強い彼の意外な一面である。) そんな何事にも一生懸命取り組む彼のこれからのさらなる卓球そしてス マブラの実力向上を期待したい。 |
姫路西 | |
法学部 | |
主務 |
李翔起 shouki ri | |
右シェーク裏裏 |
三重県は津西高校の国際科学科からやってきて、現在京都大学理学部で勉学に 励み、さらに京都大学卓球部で日々卓球に向き合う、そんな彼の名は李翔起で ある。みな彼のことは「りしょうき〜」とフルネームで呼びがちである(たし かに語呂いいよね)。彼は中学3年間卓球をやっており、地区ベスト32ぐらい であったが、高校では卓球部を速攻で退部し、文化部で活動しつつ体育の授業で初 心者に対し猛威を振るっていたそう。(ちなみにT先輩の母校である四日市市高 校には学力では頭が上がらないという、どんまい。)このような段階を経て彼は この京大卓球部にやってきた。そんな彼に対する筆者の印象は、とにかく心優し い青年である、というものだ。筆者が部活動体験に訪れた際、最初によく話して くれたのは彼であったと思う。やわらかい表情と初対面の人間にも自然に話しか けられる能力は彼の大きな長所であると思う。これを読んでいて入部を考えてい るヒトはまず彼に話しかけてみてはどうだろうか、きっと優しくいろいろ話してく れるだろう(もちろん筆者でも構いません!)。また彼曰く、自分は自己アピー ル等をしない謙虚な人間であるから、これ以上書いてほしいことはない、らしいです。 さて、そろそろ彼の卓球スタイルに触れていこう。特筆すべきはなんといって もバックハンドであろう。卓球をやっているとたまに出会うタイプとしてバックハ ンドのタッチが異常に良い(なんでその打ち方でそんなに威力出んねん!って いう、O田みたいな)選手がいるが、彼はそういうタイプであると思う。どこから 打っても点が取れる鋭さを持つバックドライブは彼の卓球の魅力である(非常に羨まし い)。 李翔起が高校期間のブランクを埋めきった時には初心者だけではなく、全国のライバ ル達にも猛威を振るうだろう。そしてその先の彼の成長にも期待を寄せるばかりである。 |
津西 | |
理学部 | |
体育会 |